レディ・プレイヤー1 感想 ネタバレ
レディ・プレイヤー1 (2018 アメリカ)
レディ・プレイヤー1 ブルーレイ&DVDセット(2枚組)【Blu-ray】 [ タイ・シェリダン ] 価格:3,231円 |
簡単なあらすじ
2045年、世界は荒廃し、スラム街で暮らさざるを得ない状況に陥った地球上の人類の多くは「オアシス」と言うVR世界に現実逃避し入り浸っていた
オアシスの創始者であるハリデーはその死に際して全世界に向けて遺言をのこす
その内容は、オアシスの中にイースターエッグを隠した、エッグを見つけたものには5000億ドルもの遺産とオアシスの運営権を譲渡する
というものであった
イースターエッグを見つけるためにはハリデーが残した3つの試練をクリアし、3つの鍵を手に入れなければならなかった
全プレーヤーがイースターエッグを見つけるために奮闘するもハリデーの死後5年経ってもいまだ見つかった試練は1つ
クリアした者は1人もいなかった
本作の主人公であるウェイド・ワッツは幼くして両親を亡くしたスラムに住む若者であり、現状の生活に不満を抱きつつ、オアシス内でイースターエッグを見つけるために奮闘する
みどころ(ネタバレあり)
1 ワクワクする世界観
近未来を舞台に、荒廃する現実世界とVR世界の両方が描かれている
ウェイドの住むスラム街はコンテナが無数に積み重なっており、その造形は『BLAME!』(弐瓶勉)の世界とまではいかないけど、混沌としつつもどこか美しささえ感じるようなつくり
最初のシーンでウェイドが延々とコンテナを降りてくるシーンだけでワクワクしてしまいます
VR世界はなんでもあり、ヘッドセットと感覚器をつけて、足元は360°に動くランニングマシーンに乗って、現実世界の動きがそのままVR世界に反映される
現実で走ればVR世界でも走れるし、もの掴む感覚とかもある(なにそれ最高!)
死んだらお金や装備がばらまかれ、全て無くなってしまってリセットされるから、みんな死んだら発狂するほど悔しがる
世の中の人はVRにのめり込んでてネトゲの廃課金者ばっかりみたいなかんじ笑
カジノの星や戦争の星、クラブみたいな星とかいろいろあって、現実世界よりも自由
みんな自分で作成したアバターで動いてるから姿形も自由自在
もうなんて楽しそうなんでしょう
早く実装してほしい笑
2つの世界が並行して描かれているんだけど、そのどっちもが個人的にツボすぎて最高でした
2 随所に散りばめられたポップカルチャー
ハリデーはポップカルチャー大好きで、3つの試練もポップカルチャーを知らないとほとんどクリアできないようになってると言ってもいいくらい
だから当然物語には沢山の映画や漫画、ゲームなどのポップカルチャー要素がふんだんに散りばめられている
さらにプレイヤーのアバターや乗り物もなんでもありだからよーく探すとめっちゃ沢山の知ってるキャラたちが…!
もうなにからあげればいいかわからないくらい多すぎて、映画を見てる間ずーっと探しちゃいました
そして期待を裏切らないくらいずーっといろんなキャラやオマージュを発見できます笑
映画に限らずポップカルチャーずきはたまらない映画ですね
感想
まず、ストーリーは、良くも悪くも意外性はありません
3つの試練を巡ってウェイドを中心としたオアシス愛するチームとオアシスを乗っ取ってしまおうと考えてる悪徳企業チームが対立する
ウェイド達はオアシス内、現実世界双方で企業側から妨害を受けるがそれを乗り越えて試練をクリアして行くというもの
意外性ないけどつまらないというわけではない
試練を乗り越える時はワクワクするし、乗り越えるとわかってる試練をきっちり乗り越えてくれるから安心して見ていられる
本作の良さはむしろストーリーよりもVR世界だからこそできる戦いやキャラクターの躍動を見ることにあると思います
なかなか手に入らないレアアイテムや特殊なキャラクターがくれるアイテム
1つ目の試練であるレースゲーム攻略での、いわゆるゲーム画面外を走行する裏技的な方法とか
私はウェイドがVR世界で乗っている車がデロリアンだったり、ヒロインが乗ってるのが金田バイクだった時点で大興奮だし
メカゴジラやガンダム、バットマンやチャッキーがアバターやアイテムで出てきたときはニヤニヤして
映画「シャイニング」の世界に入り込んだときはビビっちゃいました笑
個人的に最高な映画だと思いました
映画好きやサブカル好きと一緒に見て、
これあれじゃん!!
と語り合いながらみることをお勧めします
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