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映画 ゲット・アウト ネタバレ感想

ゲット・アウト (2017)

 

監督・脚本 ジョーダン・ピール

主演 ダニエル・カルーヤ

 

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ストーリー(ネタバレあり)

1 冒頭

夜の人気のない住宅街を黒人の男が歩いていると一台の不審な車が近づいてくる

男は車と距離を置こうとするが、突然その車から降りてきた何者かによって拉致されてしまう

 

2 出発〜ローズの実家到着〜催眠

クリスは恋人のローズと、ローズの実家に泊まりにいく準備をしていた

クリスがローズに「僕が黒人だということをりょうしんにいったの?」と尋ねると、ローズは言っていないと答える

クリスは白人であるローズの実家へと黒人である自分が恋人として訪れることにどこか不安がある様子

 

クリスはローズの運転する車に乗って実家へと向かっていた

すると突然目の前に鹿が現れ、衝突してしまう

鹿との衝突事故を警察へと通報し、運転していたローズが白人警官の対応をしていると、警官はクリスにも身分証明書を見せるように言う

ローズは、運転していたのは私だからクリスは身分証明書を見せる必要はないと言い張る

ローズはまるでそれが黒人への人種差別であるような態度

 

ローズの実家に到着し、ローズの両親から暖かく迎えられるクリス

しかし、ローズの家には男女の黒人の使用人がおり、クリスはなんとなく嫌な気分になる

また、精神科医であるローズの両親から喫煙を咎められ、催眠術による禁煙を勧められるが、クリスはこれを断る

 

その後、帰ってきたクリスの弟ジェレミーも含めて食事をしていると、ジェレミーは執拗にクリスに突っかかってくる

クリスは適当にあしらうが、ジェレミーはクリスのことを獣と表現するなど黒人差別的な発言ばかり

 

クリスはその日の夜、タバコを吸うために家の外に出た

すると使用人の男がクリスに向かって全力疾走し、直前で方向転換するなどという嫌がらせを受ける

クリスがローズの待つ部屋へ戻ろうとすると、ローズの母に呼び止められ、禁煙するように注意を受ける

その会話の中で、ローズの母は執拗にティーカップの中でスプーンを鳴らす

ローズの母は、精神科医のセラピーのように、クリスのトラウマなどについて質問をしてくる

 

クリスは悪夢にうなされ目覚めるといつのまにかベッドの中にいた

クリスはタバコを見ると吐き気がするようになっており、ローズの母に禁煙の催眠術を受けてしまっていたのだった

 

3 パーティ〜囚われのクリス

明くる日、ローズの家ではローズの祖父のときから続いているというパーティが催されていた

そのパーティは殆どが白人で高齢夫婦ばかりだった

パーティの参加者にローズの恋人であると紹介を受けるクリス

その度にクリスは「これからは肌は黒の時代だ」「黒人は夜も強いんだろ」などと黒人を褒めそやすような典型的な差別発言を受けるのだった

そんなパーティの空気に辟易とする中、クリスは自身と歳も近い黒人がいるのを見つけ、ホッとした気持ちで話しかける

するとその黒人は服装も喋り方もどこか白人風で、薄気味悪いものだった

 

クリスは気味が悪くなりローズの部屋へと戻る

すると、それまで談笑していた来客達は一斉に静まり返り、クリスが戻ったであろう二階への目をやるのだった

 

クリスはパーティ会場に戻ってから、先ほどの黒人男性を携帯で盗撮しようとするがフラッシュが焚かれてしまい写真を撮ったことがバレてしまう

写真を撮られた黒人男性は豹変し、クリスに対して掴みかかり

「GET OUT!!」(出て行け!)と何度も叫ぶ

クリスがあっけにとられている間に、その黒人男性は周りの客に抱えられてどこかへ連れていかれた

 

ローズはクリスを気遣い、パーティ会場を離れ散歩に行くことに

そこでローズはクリスに対し、適当に言い訳をするからもういっしょに帰りましょうと言う

クリスは安心して、荷造りをするためにローズの部屋へと戻ることにした

 

一方パーティ会場では、クリスの写真を前になにやらオークションのようなことが行われていた

 

 

ローズの部屋に戻り、荷造りをしている途中、たまたま昔のローズの写真の束を見つけるクリス

その写真には自分ではない黒人男性と共に映ったローズの姿が…

写真をめくって行くと、1枚ずつ異なる黒人男性がローズと共に恋人のように映っており、最後には、この家の使用人とともに映った写真、しかも今とは雰囲気が全く異なるものも出てきた

クリスはすぐさま家を出て行こうとするが、ローズの家族によりそれを阻まれる

玄関に立ちふさがるジェレミーを力づくでどかそうとするクリスだが、ローズの母がティーカップをスプーンで、「カチャカチャ」と鳴らすとクリスは全く体が動かさなくなってしまう

クリスは催眠術にかけられてしまっていたのだ

 

4 脱出〜エンディング

クリスが目覚めると、両手両足を椅子に縛り付けられている状態であった

そして、目の前に置かれたテレビにはローズの祖父らしき人物が映し出され、なぜクリスを捕まえたのかを話し始める…

 

その目的は、クリスの肉体を乗っ取ること

ローズの祖父は、他人の肉体を乗っ取る精神移植とも言うべき手術を完成させており、クリスの若く健康な肉体を欲していたのであった…

 

捕らえられたクリスは手術の直前で脱出を試みる

 

 

 

感想

見始めたときは、

あー、黒人差別問題の映画かなぁ

くらいに思ってました

でも、ずーっと嫌な感じがあるんです

なにかこう説明できない不安感というか、まさに「何かがおかしい」といったかんじ

それが少しずつ明らかになっていって、これは差別についての映画ではないな!と気づくわけですね

 

見ながら推理を重ねていって、なんとなくこうなんじゃないかというある種の結論にたどり着きそうになったところで、それをぶち壊すようなラストの種明かし

 

数々のおかしい言動たちが、最後の種明かしですべて繋がってめっちゃすっきり!

ある意味、精神乗っ取り手術は理論とか意味不明なんですが、そんなことはおいといて笑笑

 

ローズの言動や、パーティの参加者たちの会話、来客の黒人が「GET OUT!!」と叫んだ意味

などなど

このようなすべて繋がった感はなかなか味わえないと思います

 

ホラー好きだけでなく、どんでん返しが好きな人、サスペンス系が好きな人も楽しめるおすすめ作品です

 

 

 

レディ・プレイヤー1 感想 ネタバレ

レディ・プレイヤー1 (2018 アメリカ)

 

監督 スティーブン・スピルバーグ

 

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感想(3件)

簡単なあらすじ

 

2045年、世界は荒廃し、スラム街で暮らさざるを得ない状況に陥った地球上の人類の多くは「オアシス」と言うVR世界に現実逃避し入り浸っていた

オアシスの創始者であるハリデーはその死に際して全世界に向けて遺言をのこす

その内容は、オアシスの中にイースターエッグを隠した、エッグを見つけたものには5000億ドルもの遺産とオアシスの運営権を譲渡する

というものであった

イースターエッグを見つけるためにはハリデーが残した3つの試練をクリアし、3つの鍵を手に入れなければならなかった

全プレーヤーがイースターエッグを見つけるために奮闘するもハリデーの死後5年経ってもいまだ見つかった試練は1つ

クリアした者は1人もいなかった

 

本作の主人公であるウェイド・ワッツは幼くして両親を亡くしたスラムに住む若者であり、現状の生活に不満を抱きつつ、オアシス内でイースターエッグを見つけるために奮闘する

 

 

みどころ(ネタバレあり)

 

1 ワクワクする世界観

近未来を舞台に、荒廃する現実世界とVR世界の両方が描かれている

ウェイドの住むスラム街はコンテナが無数に積み重なっており、その造形は『BLAME!』(弐瓶勉)の世界とまではいかないけど、混沌としつつもどこか美しささえ感じるようなつくり

最初のシーンでウェイドが延々とコンテナを降りてくるシーンだけでワクワクしてしまいます

 

VR世界はなんでもあり、ヘッドセットと感覚器をつけて、足元は360°に動くランニングマシーンに乗って、現実世界の動きがそのままVR世界に反映される

現実で走ればVR世界でも走れるし、もの掴む感覚とかもある(なにそれ最高!)

死んだらお金や装備がばらまかれ、全て無くなってしまってリセットされるから、みんな死んだら発狂するほど悔しがる

世の中の人はVRにのめり込んでてネトゲの廃課金者ばっかりみたいなかんじ笑

カジノの星や戦争の星、クラブみたいな星とかいろいろあって、現実世界よりも自由

みんな自分で作成したアバターで動いてるから姿形も自由自在

もうなんて楽しそうなんでしょう

早く実装してほしい笑

 

2つの世界が並行して描かれているんだけど、そのどっちもが個人的にツボすぎて最高でした

 

2 随所に散りばめられたポップカルチャー

ハリデーはポップカルチャー大好きで、3つの試練もポップカルチャーを知らないとほとんどクリアできないようになってると言ってもいいくらい

だから当然物語には沢山の映画や漫画、ゲームなどのポップカルチャー要素がふんだんに散りばめられている

さらにプレイヤーのアバターや乗り物もなんでもありだからよーく探すとめっちゃ沢山の知ってるキャラたちが…!

もうなにからあげればいいかわからないくらい多すぎて、映画を見てる間ずーっと探しちゃいました

そして期待を裏切らないくらいずーっといろんなキャラやオマージュを発見できます笑

 

映画に限らずポップカルチャーずきはたまらない映画ですね

 

感想

 

まず、ストーリーは、良くも悪くも意外性はありません

3つの試練を巡ってウェイドを中心としたオアシス愛するチームとオアシスを乗っ取ってしまおうと考えてる悪徳企業チームが対立する

ウェイド達はオアシス内、現実世界双方で企業側から妨害を受けるがそれを乗り越えて試練をクリアして行くというもの

意外性ないけどつまらないというわけではない

試練を乗り越える時はワクワクするし、乗り越えるとわかってる試練をきっちり乗り越えてくれるから安心して見ていられる

 

本作の良さはむしろストーリーよりもVR世界だからこそできる戦いやキャラクターの躍動を見ることにあると思います

なかなか手に入らないレアアイテムや特殊なキャラクターがくれるアイテム

1つ目の試練であるレースゲーム攻略での、いわゆるゲーム画面外を走行する裏技的な方法とか

私はウェイドがVR世界で乗っている車がデロリアンだったり、ヒロインが乗ってるのが金田バイクだった時点で大興奮だし

メカゴジラガンダムバットマンやチャッキーがアバターやアイテムで出てきたときはニヤニヤして

映画「シャイニング」の世界に入り込んだときはビビっちゃいました笑

 

個人的に最高な映画だと思いました

映画好きやサブカル好きと一緒に見て、

これあれじゃん!!

と語り合いながらみることをお勧めします

 

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映画 ハイ・ライズ (ネタバレ 感想)

ハイ・ライズ / 2015年 イギリス

監督

ベン・ウィートリー

 

主演

トム・ヒドルストン

 

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感想(0件)

あらすじ

 

舞台はとある高層マンション

このマンションにはプールもジムもスーパーもなんでもある、とても便利なセレブマンションなのです

 

物語はそんなマンションに精神科医のドクターラング(トムヒ)が転居してきたところから始まります

 

ラングはある日、上の階に住むシャーロットの部屋に誘われてパーティに参加したことをきっかけに彼女と親密になっていきます

シャーロットを通してマンションの住人たちはうわべでは仲良く過ごしているが、実際にはマンションの上層・中層・低層それぞれの階層に基づくヒエラルキーが存在することを知るのでした

そんな中、マンションの低層階で停電とラングの同僚がマンションから飛び降り自殺したことをきっかけに住民のストレスが爆発

マンション内の対立構造は激化していきます

スーパーで略奪

殺し合い

レイプ

などなど

果たしてラングはどうなってしまうのか

 

 

みどころ

 

本作ではマイティソーでロキ役をつとめた主演のトムヒが惜しげもなくその肉体美を晒しています

もはや着衣と裸とどっちが長いのかってくらい笑

ファン必見の作品となっています

 

冗談はさておき、内容についていえば

 

 

ワケワカンネェ…笑

 

まぁ前半は淡々とセレブな上層と貧困?な下層の対立していく様を描いているのですが…

(そもそもこんないいマンションに住んでる時点でセレブなんだから金持ち喧嘩せずになりそうなんだけどそんなことはない)

 

ラングの同僚で39階に住む住人の1人が飛び降り自殺したところから映画としての内容もマンション内部の対立も破茶滅茶になっていきます

 

マンション内はゴミで溢れかえり、暴力・略奪が横行、みんな全裸で乱行パーティが行われ、食料もなくなり飼っていたペットを殺して食べる

マジで某世紀末漫画かマッドマックスみたいな世界

 

下層階に住むテレビ局員のワイルダーがドキュメンタリー映像としてマンション内の様子を撮影するんだけど、こいつも殺されるし、こいつ自身もシャーロットをレイプするし

トムヒ演じるラングも何故かワイルダーの妻で臨月の妊婦とヤっちゃうし(シャーロットはどうした

しかもこの妊婦も上層の人に拉致されて捕まっちゃうし

もうわけわかんない

なに書いてるかわかんないと思うけど自分でもわからない笑

でもそうなんだもの

 

 

しかも沢山の登場人物いすぎるし、特にキャラ立ちもしてないせいで、ラング(中層)、ロイヤル(上層)、ワイルダー(下層)、シャーロット(中層)以外は区別つかないレベル笑

キャラ過剰で、前述の世紀末マンションになっていくからすぐに視聴者が置いてかれて、さらにわかんなくなるみたいな感じ笑

 

最終的には住民のほとんどが死に絶え

ラングは荒廃したマンション内でシャーロットと共に平和に暮らしているところで終わります

 

〜〜〜〜ちょっと考察〜〜〜〜

愚痴ばっかいってもアレなんで、考察してみた

 

ズバリ、実は途中からラングの妄想説!

 

39階の住人が自殺してから物語がおかしくなるわけですが、

もっと正確にいうと

飛び降り自殺した翌日のラングの出勤するシーンで

ラングが出勤するためにマンションを出ようとするも、何かを思い出したようにダッシュで家に帰ろうとするシーンとラングが職場で寝ているシーンが短時間のカットで入れ替わる場面があります←ここも見てて訳わかんない

このシーンをきっかけに映画の空気がまるっきりかわり、マンションの住民もラングもおかしくなります

 

私はこの場面から、ラングの精神が崩壊し

ラングの妄想だか精神世界だかわけのわからないものに引き込まれてしまったのではないかと思うわけです

 

自殺した住人はラングの同僚(後輩)で、身体に病気が見つかり(おそらく)余命幾ばくもないということをラングが告知したばかりでした

自身が告知した同僚の自殺

このことでラングの精神が壊れてしまったのではないか…

 

…とは言ってもそれだけでは説明できないことが多すぎてなんとも言えません!笑

 

正直言って回収してない伏線ありすぎじゃね?ラングの姉のこととか、ラングの部屋の突起?とか!なにやら匂わせた割に触れずに結論に至るし

なんとなく不完全燃焼のまま終わってしまいました笑

 

これは逆に見てほしい

そしてどうしてあんなことになったかわかった人は教えて欲しい!! 

 

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きっと2度見たくなる驚愕の結末の映画

みなさんいい映画を見たなーって思えるときってどんなときですか?

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私はやっぱり、あっと驚く結末やどんでん返し、伏線回収が素晴らしい映画を見たときです

 

映画ってただでさえ2時間前後という短い時間なので、起承転結かましっかりしていて、その上で結末が全く予想だにしない、でも納得できるものだったりするととっても感激しますよね

 

そんな私が結末で驚いた映画を3つご紹介します

 

 

今回私がご紹介するのは

シャッターアイランド

イニシエーションラブ

ユージュアルサスペクツ

の、3本です

それでは早速

 

 

1 シャッターアイランド

https://youtu.be/6Xlp8v2_at4

あらすじ

 

連邦保安官のテディ(レオナルド・ディカプリオ)とチャック(マーク・ラファロ)は、シャッターアイランドと呼ばれるボストンハーバーの孤島にあるアッシュクリフ精神病院を訪れる。この島でレイチェルという1人の女性が、謎のメッセージを残して行方不明となったというのだ。

テディたちは強制収容されている精神異常犯罪者たちの取り調べを進める中、その病院で行われていたマインドコントロールの事実を明らかにするのだが…

 

みどころ 

 

映画全体を流れるダークな雰囲気と常に何か起こるんじゃないかとはらはらする気持ちをより高めてくれるBGM

閉鎖された島の精神病院という特殊な舞台設定も重なり、どこか不気味な印象を受ける中、視聴者はテディとともにシャッターアイランドの謎に迫っていく

 

最後の種明かしが始まってからは「え?え?嘘でしょ!」っていう驚きと共に、そういえばあのときのあれは、そういうことか…!と謎が解けていく感じがたまらない

 

ラストシーンはテディに感情移入した分だけせつなさとやりきれない気持ちにあふれます

結末を知ってからもう一度初めから見直すと、まったく違う見方ができる映画です

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2 イニシエーションラブ

https://youtu.be/MKXJgnPk8EM

あらすじ

 

(本作はsideA、sideBという二部構成からなる)

sideA

大学生の鈴木は合コンで知り合ったマユに一目惚れ

奥手な鈴木だが、なんとかマユと連絡先を交換し、次第に2人は仲を深めていく

2人はついに結ばれ晴れて恋人になる

鈴木はマユとクリスマスデートの計画を立て、イブの夜にホテルの予約をとる

 

sideB

鈴木は静岡の会社に就職したが東京転勤を命じられ、恋人のマユと遠距離恋愛となる

静岡と東京を行き来しながらマユと交際を続けていたが、次第に2人はすれ違い始める

そんな中、マユの妊娠が発覚し、堕胎することに

ちょうどその頃、鈴木は同僚の美弥子から想いを打ち明けられる

当初はマユのことを思い美弥子の気持ちに応えられなかった鈴木であったが、マユとの関係が疎遠になっていくと共に美弥子と関係を持ち始める

 

その後、鈴木はマユと会っているときにマユのことを間違えて「美弥子」と呼んでしまったうえ、それを問いただそうとするマユに対して逆ギレして別れを告げる

 

鈴木は美弥子と交際を始め、クリスマスイブに美弥子の実家を訪れるが、マユのことが頭から離れず、美弥子の家を飛び出し、マユの元へと向かうのだった

 

みどころ

 

本作は、上映時間110分のうち、最後の5分ほどのトリックのためだけに伏線を積み上げた作品といっても過言ではないでしょう

あらすじを見てもわかるように、最後のトリックさえなければただの恋愛映画(しかもあまり面白くない)にすぎません笑

すべてがラストシーンのためだけに描かれていたことがわかって、すべてが繋がる感覚が味わえること請け合い!

 

前田敦子さん演じるマユの魔性の女っぷりも必見です!

 

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3 ユージュアルサスペクツ

https://youtu.be/lv4ZW-VuuW8

あらすじ

 

カリフォルニアの港に停泊していたマフィアの麻薬密輸船が爆発・炎上し、マフィアのものと思われる多数の死者が発見された

捜査官のクイヤンは、その事件で一人だけ無傷で生き残った、詐欺師で左側の手足に麻痺があるヴァーバル・キントを尋問する。

キントは、クイヤンに対して自身が見聞きしたこととして以下のように話し始める

6週間前、警察署に集められたキントを含む5人のユージュアルサスペクツ(いつもの容疑者達)はある依頼に基づいて一緒に宝石強盗を行うことになる

しかし、その宝石強盗は失敗に終わった上、その依頼主である「カイザー・ソゼ」という伝説的なギャングからは無謀とも思える麻薬密輸船の襲撃を命じられる

 

命令に従わずに逃げようとした者は殺され、他の者も親族などを人質にされ、命令に従うことを余儀なくされた

 

キントらは麻薬密輸船を襲撃するが、その場に現れたカイザー・ソゼによってキント以外の者達は殺されてしまった

 

この話を聞いたクイヤン捜査官は半信半疑の部分はあるもののキントの身柄を解放するのだが…

 

みどころ

 

本作は「キントが語る麻薬密輸船襲撃の真相」を主軸に作られています

あくまでキントが語っているにすぎず、その内容は複数の解釈を許すものであり、なにが真実なのかは最後まで視聴者に語られることはありません

キントのする話とキントの行動から推測するしかないのです

 

ラストシーンを含め、どう解釈するかは見た人、個々人に委ねられますが、

少なくともこの映画を見終わった全ての人が

「してやられた!」

と感じることは間違いないでしょう

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以上、いかがでしたか

みなさんも是非、お試しください!

 

 

冨樫復活記念!冨樫先生の描く面白い漫画

ビッグニュースが飛び込んできました!

 

あのHUNTER×HUNTERが5ヶ月半ぶりに連載を再開するそうですね!!!

 

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いやぁー

どんだけ休載しても、再開したら喜んでしっぽふって単行本買っちゃう笑

 

冨樫さんの漫画は本当にみんな面白いのですが、その中でも個人的に大好きな「レベルE

 

 

簡単にどんな話か紹介すると

一人暮らしの高校生雪隆のもとに現れた宇宙人の王子(見た目は完全に人間)とその護衛達を中心にオムニバス形式で話がすすむんですが

この王子がもうはちゃめちゃ

頭脳は天才的、その頭脳を最大限利用した悪巧みや暇つぶしに周りはただただ振り回されるばかり

と、こう書くとよくありそうな内容なんですが、冨樫先生独特のダークなタッチや少年誌とは思えないシリアスな内容には息を呑みます

 

特に王子の結婚の話は、結婚したくない王子と嫁候補の巧みな頭脳戦に読者も騙されてしまうこと請け合いです

 

全3巻という短さで終わるのも手軽で話もまとまっていていいですね笑

 

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私もとりあえず、HUNTER×HUNTERの最新単行本が出るまではレベルEを読んで冨樫ワールドに浸りつつ待つことにします!

 

楽しみ楽しみ!

 

 

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名優 コリン・ファースの魅力

1 コリン・ファースという紳士

 

みなさん英国紳士と言われて思い浮かぶのはどんな人物ですか?

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私は英国紳士といえばまっさきにコリン・ファースが頭に浮かびます

 

 

なんたる色気!

こんなおっさんになりたい!!笑

 

主演・助演、シリアスからユーモラスなキャラクターまでこなすその演技力も彼の魅力ですね

彼を日本の俳優に例えるなら佐藤浩市さんでしょうか

 

と思って調べたらまさかのコリン・ファース佐藤浩市さんは1960年生まれの同い年でした笑

 

さらにコリン・ファースは実はメチャクチャでかいんです笑

身長はなんと185センチ!

体重も80キロを越えているのだとか!

こんなスマートなのに体重もしっかりあるってことはかなり筋肉質なのでしょう

 

2 コリン・ファースの出演作品

 

最近話題になったものでは「マンマミーア!」

でソフィの父親候補の1人として出演しています

マンマミーアの中では元ヘビメタバンドマンの銀行家というなかなか面白い役所でした笑

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また「英国王のスピーチ」では、吃音に悩まされたイギリス王ジョージ6世を演じています

吃音を克服?していく過程、最後のスピーチのシーンはもはや演技とは思えないほどのリアル感がありました

コリンは本作でアカデミー賞をはじめ、様々な賞レースにおいて主演男優賞を総ナメとしました

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様々な役を演じているコリン・ファースですが、

しかし、なんといってもそのカッコよさが存分に発揮されている映画といえばやはり2014年公開のキングスマン」でしょう

 

 

キングスマンといえば、

次々と出てくる高性能ガジェット

劇中の人物達の英国紳士的ファッション

グロテスクとも取られかねない暴力シーン

などなど様々な点で大きく注目を集め、2017年続編のキングスマン ゴールデンサークル」

も公開され第3弾の作成も目下進行中と噂の大人気スパイアクション映画です

 

 

 

その中でも1作目のコリン・ファース演じるハリー・ハート(ガラハッド)がめっちゃくちゃかっこいい!!

 

コリン・ファースの役どころは、イギリスのスパイ組織「キングスマン」の一員であるハリー、かつて自分の命を救って死んだ仲間の息子であるエグジーキングスマンに勧誘し、なにかとエグジーに目をかけるというもの

ベテランのスパイであるハリーは、礼節を重んじる古き良き英国紳士

マナーがなってないやつは鉄拳で制裁

それがもうかっこよくてかっこよくてたまらない!

 

もうこれは言葉に言い表せないくらいなのでとりあえず、映画のワンシーンを見てほしい笑

↓↓↓

https://youtu.be/JrNsn3nlqW0

 

……カッコいい

 

 

これぞ英国紳士!そしてこれぞスパイ!

007のエッセンスを受け継ぎつつ、全く新しいスパイ映画という感じがしますね

 

コリン・ファースも年齢を感じさせないアクションを演じています

本作の終盤にはコリン演じるハリーが教会で何十人もの人間に襲われ、それをバッタバッタと撃退していくシーンがあるのですが

激しいアクションをこなすコリン・ファースに釘付けになってしまいます

 

そんなコリン・ファースを是非キングスマンで見てください笑

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3 おわりに

 

いかがでしたか

コリン・ファースの魅力が100分の1でも伝わったでしょうか笑

みなさまがこれを機にコリン・ファースにハマってくれれば嬉しいです

 

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ネタバレ注意!書籍「検察側の罪人」感想

小説「検察側の罪人」読了しましたー!

 

いやー、おもしろかった!!

本当に面白かった!

 

隙間時間を利用してちょこちょこ読んでいこうと思っていたのですが…

途中から止められなくなってしまって、結局睡眠不足ですよ笑

 

さっそく内容についてあらすじと感想を書いていきます

 

 

あらすじ

簡単なあらすじ(ネタバレなし)

 

東京地検のベテラン検事である最上と、最上の元教え子であり若手検事である沖野が蒲田で発生した老夫婦殺人事件の共同捜査にあたることになった。

その捜査の中で、沖野は容疑者である松倉の取調べを担当することになる。

松倉は23年前に起きた女子中学生殺傷事件においても容疑者となりながら、証拠不十分で起訴されず、結局真犯人が捕まらないまま時効を迎えたという過去を持っていた。

沖野は最上の支持を受けながら松倉の取調べを行うが、松倉は頑強に否認し、罪を認めない。

執拗なまでに松倉を起訴しようとする最上の捜査方針に沖野は違和感を覚えるが…

 

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ストーリー(ネタバレあり)

実は23年前に殺害された女子中学生は最上が大学時代に下宿していた家の1人娘であり

事件の起きたときには最上はすでに大学を卒業していたものの、下宿していた頃には、よく勉強を見てやるなどしていた

松倉は当時、犯人である可能性がかなり高いという警察の見立てで捜査されていましたが、決定的な証拠がなく自白も取れないままついには起訴されずに時効になったのであった

 

松倉は、老夫婦殺害事件の重要参考人として取調べを受ける中で、23年前の女子中学生殺害事件についてはたしかに自分の犯行だったと認めたものの、今回の老夫婦殺害事件については全く知らないと言う

最上は、今度こそ松倉を起訴し、時効になってしまった過去の事件も含めて罪を償わせようと決意した

そんな最上の事情を知らない沖野は最上からの指示に従い松倉に対してかなり無茶な取調べを敢行する

人格否定の暴言を吐き、松倉の発言を全て嘘だと決めつけ、なじり、脅し

しかし、沖野がどんなに強引な取調べをしても松倉が老夫婦殺害事件について犯行を認めることはなかった

沖野は心のどこかで「松倉が犯人ではないのでは…」と思い始めたものの最上の指示に従い強引な取調べを続け、徐々に精神を疲弊させていく

 

警察の捜査が進む中、松倉以外の有力な容疑者「弓岡」の存在が浮かび上がる

警察や沖野の間には本件は松倉の犯行ではなく弓岡が真犯人なのではないかという空気が漂い始める

最上自身も弓岡が真犯人ではと考えていることは同様であった

それでも最上は松倉を起訴することに固執し、検事として、人として一線を越える

 

最上は松倉の自宅にあった松倉のアリバイを示す証拠を隠滅した上で、自身の正体を隠したまま弓岡に電話で接触する

最上は弓岡に、捜査の手が迫っていることを告げ、「逃がしてやる」と言うのだった

弓岡は最上の言葉を信じ、あっさりと老夫婦殺害事件の真犯人であることを認め、その際使った凶器を持って最上と会うことにする

 

最上は松倉を罰するために老夫婦殺害事件の犯人に仕立て上げることにした

しかし、そうすると真犯人である弓岡か自らの犯した罪に対する罰を受けないことになる

そこで最上は弓岡に対する罰を自ら与えることにしたのだった

 

最上は弓岡と会い、弓岡が持ってきた凶器を老夫婦殺害事件が松倉の犯行であるとみせかけるために受け取ったのち弓岡を殺害する

 

最上は、目論見通り松倉を老夫婦殺害事件の犯人として起訴したが、沖野は最後までその処分に納得が行かず、遂には検事を辞め、逆に松倉の弁護人と接触して、真実を探すことにした…

 

 

 

 

感想

ということで、感想です

感想にもちょいちょいネタバレありつつなので読む場合は注意してください

 

1  物語の構成

本作は、最上視点と沖野視点が交互に移り変わりそれぞれの一人称視点で物語が進んでいきます。

最上視点では、松倉に固執する理由、弓岡を殺すという決意などが丁寧に描かれています

これに対し、沖野視点では、当然読者が知っていること(老夫婦殺害事件の真犯人や最上の凶行)を知らずに事件に向き合っていくわけです

読者は全ての答えを持った状態で沖野が真相に迫っていく過程を追うことになりますが

それなのに何故か引き込まれて、続きが気になる!と思ってしまうのです

それはこの小説がミステリーや推理小説ではなく、最上や沖野を通して読者が正義とは何かに向き合うことになるからだと思います

沖野や最上が選ぶ正義を自分のことのように考えるための小説なのです

 

2 正義とは何か

最上は殺人を犯しながら時効制度によって罪を償うことなく生きている松倉を罰するために、やってもいない罪を松倉に被せようとする

それを正義だと信じている

対して沖野は最上行なっていることを知ったとき、それを白日の下に晒すことが正義だと考える

どちらを正義と考えるかは人によって異なりますし、この小説でもどちらという結論を出してはいません

しかし、ラストシーンでの沖野の慟哭は、罪を償うことなくのうのうと生き続ける松倉と法の下に裁かれることとなるであろう最上のことを思い

その理不尽に対する声にならない叫びだったのかもしれません

 

3 結末のあり方

本作では、最終的に最上がどうなるのかといった結末は描かれません

そうすることで、この後どうなるのかなーと考える余地が残されています

人によってはすっきりしない終わり方と感じるかもしれません

 

ただ私としてはもっと早い段階、例えば最上が逮捕される直前で終わりにしても良かったかなぁと思いますが…

 

それでもこの小説は面白くて読んで良かったなぁと思うこと間違いなしです!

 

 

これはやはり映画も見てみたいですねー

円盤化待たずに劇場行ってしまおうかなぁ